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J-GLOBAL ID:201102243432830322   整理番号:11A1210445

初回発症妄想型統合失調症患者における白質部分的異方性のDTI検査

The DTI study of white matter fractional anisotropy in the first-episode patients with paranoid schizophrenia
著者 (8件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 233-236  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2252A  ISSN: 1002-0152  CODEN: ZSJZEH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】初回発症妄想型統合失調症患者の脳の関心領域(ROI)における白質線維の部分的異方性を評価し,統合失調症の分離仮説に対し追加的根拠を提示する。【方法】初回発症妄想型統合失調症患者20名及び性,年齢(±3歳)及び教育で対にした20名の健康対照群をMRSと拡散テンソル画像によって走査した。1000/144msのTR/TEのPRESSシーケンスによって1.5TのMRスキャナーからスペクトルを得た。部分的異方性(FA)を関心領域21カ所で測定した。【結果】患者群において両側の前頭葉,両側の内包前脚,両側の外包,左側頭葉,左内包膝部及び脳梁の膝部のFAの平均値は,健常対照群より有意に低値であった(P<0.05)。FA値は患者群の両側の前頭葉間で有意差はなかったが(P>0.05),FA値は右前頭葉より左前頭葉で高値であった(P<0.05)。患者群において内包膝部及び後脚のFA値は右半球より左半球で高値であったが,健常対照群における内包膝部及び後脚のFA値は,左半球より右半球で高値であった(P<0.05)。両群における外包のFA値は,左半球より右半球で低値であった(P<0.05)。【結論】特に前頭葉-皮質下の回線ループでは,初回発症妄想型統合失調症患者は,複数の脳部位に白質の部分的異方性の有意な減少が認められる。加えて,患者においては正常な左>右の機能分化が欠損しているか反転しており,統合失調症の分離仮説を裏付けている。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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神経の基礎医学 

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