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J-GLOBAL ID：201102243617910233   整理番号：11A1828739

マウス嗅覚受容体遺伝子選択の可能性の制御

Regulation of the Probability of Mouse Odorant Receptor Gene Choice

著者 (3件)： KHAN Mona (Max Planck Inst. of Biophysics, 60438 Frankfurt, DEU) ,  VAES Evelien (Max Planck Inst. of Biophysics, 60438 Frankfurt, DEU) ,  MOMBAERTS Peter (Max Planck Inst. of Biophysics, 60438 Frankfurt, DEU)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 147  号： 4  ページ： 907-921  発行年： 2011年11月11日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マウスの各々の嗅覚ニューロン(OSN)は,発現のために1,200の嗅覚受容体(OR)遺伝子の1つを選択する。OSNの数を大幅に変えることにより,OR遺伝子は発現のために選ばれる。OR遺伝子選択の可能性を制御するメカニズムは不明なままである。本研究で著者らは,コード配列に対して設計されたプローブによる単一反応で,577のOR遺伝子のRNAレベルを測定するために,蛍光バーコードとデジタル表示のNanoStringプラットホームを適用した。標的としたP要素の欠損をもつ近交系マウスにおいて,著者らは,この要素が24のOR遺伝子のそのクラスタ全体で特異的にOR遺伝子選択を制御することを見出す。重要なことに,ΔPあるいはΔHマウスのNanoStringでのカウントの倍率変化は,in situハイブリダイゼーションによって測定した細胞数の倍率変化と非常に近い一致を示す。したがってP要素とH要素は,OSNごとのOR転写物レベルではなく,OR遺伝子選択の可能性を制御する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *情報伝達受容体 ,  マウス ,  *遺伝現象 ,  嗅覚 ,  知覚神経 ,  ニューロン ,  ノックアウトマウス ,  *遺伝子選択 ,  *嗅覚受容体 ,  遺伝子発現調整 ,  ネズミ亜目 ,  実験動物 ,  遺伝
準シソーラス用語： 遺伝的調節

分類 (1件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： マウス ,  嗅覚受容体 ,  遺伝子選択 ,  可能性