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J-GLOBAL ID:201102243622717026   整理番号:11A1793587

αフェトプロテインの迅速,定量的かつ高感度検出のための量子ドット基礎免疫クロマトグラフィー試験ストリップ

Quantum dot-based immunochromatography test strip for rapid, quantitative and sensitive detection of alpha fetoprotein
著者 (11件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 145-150  発行年: 2011年12月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高感度かつ特異性での腫瘍マーカーの迅速,定量的検出は腫瘍の臨床診断及び治療に重要である。ここではヒト血清中腫瘍マーカー検出のための量子ドット(QD)と免疫クロマトグラフィー試験ストリップ(ICTS)及び手作り試験ストリップ読取装置とを組み合わせた新規携帯型蛍光バイオセンサを記述した。原発性肝癌診断に有用なαフェトプロテイン(AFP)が提案した免疫センサ性能を検証するためにモデル腫瘍マーカーとして使用された。本センサ原理はICTS上で行われるサンドイッチ免疫反応に基づいた。信号として機能する試験線及び対照線上の捕捉QD標識の蛍光強度が手作り試験ストリップ読取装置によって測定された。QDの強いルミネセンス及びロバストな光安定性とICTSの有望な利点及び試験ストリップ読取装置による高感度検出が組み合わされ,良好な性能をもたらした。最適条件下に,本バイオセンサは50μL試料体積のみの10分間で1ng/mLと低いAFP標準検体を検出できた。さらに,1000臨床ヒト血清試料がQD基礎ICTS及び市販電気化学ルミネセンス免疫アッセイAFPキットの両方によって同時に試験され,アッセイの感度,特異性及び一致性が評価された。結果は24の偽陽性例(偽陽性率3.92%)及び17に偽陰性例(偽陰性率4.38%)を除いて高い一致を示し,誤り率は全てで4.10%であった。QD基礎ICTSがAFPを迅速,高感度かつ定量的に検出できることを検証し,他腫瘍マーカーのポイントオブケア検査のために非常に有望であることを示した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生化学的分析法  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  分光分析 

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