抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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センサアレー,HF帯RFID,On-Body人体通信,共鳴方式無線電力伝送などでは送受信アンテナが近傍界に置かれる。このような近傍界結合アンテナを用いる無線システムの設計は送受信機回路及び送受信アンテナを関連させて行うことが望ましく,このためには1946年にRobertsが発表した共役影像インピーダンスの理論が有用であり,更に数値解析の収束性の理由から共役影像アドミタンスがより有用であることを示し,送受信アンテナとその間の空間の特性を表すアドミタンス行列による,電力伝達率を最大とする送受信機回路の特性抵抗と装荷リアクタンスの設計公式を示した。種々の無線システムにこの理論を適用し,電力伝達率が最適化により10dB以上改善されることを示した。(著者抄録)