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J-GLOBAL ID:201102243780035196   整理番号:11A1654109

発癌性BRAFが誘発したメラノーマのマウスモデルにおける腫瘍抑制PTEN ceRNAのin vivoでの同定

In Vivo Identification of Tumor- Suppressive PTEN ceRNAs in an Oncogenic BRAF-Induced Mouse Model of Melanoma
著者 (17件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 382-395  発行年: 2011年10月14日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは最近,競合的な内在性RNA(ceRNA)が共通のマイクロRNA認識要素(MRE)を含むmRNA転写物を制御するために,マイクロRNAを隔離することを提唱した。しかし,癌におけるceRNAの機能的な役割は不明なままである。ceRNAの活性によって制御される腫瘍抑制因子のPTENの欠損は,メラノーマにおいて頻繁に生じる。本研究で著者らは,欠損するとメラノーマのマウスモデルにおいてSleeping Beauty挿入変異原性のあとに腫瘍形成を加速するという遺伝子の中の,推定PTENceRNAの顕著な濃縮についての発見を報告する。著者らはいくつかの推定PTEN ceRNAを確認し,さらにその一つのZEB2転写物を特徴づけた。著者らによれば,ZEB2はマイクロRNA依存的な,また蛋白質コード化に非依存的な様式で,PTEN蛋白質レベルを調節する。ZEB2発現の減衰は,PI3K/AKT経路を活性化し,細胞形質転換を強化し,低いレベルのPTENを発現しているヒトメラノーマとほかの癌において共通に生じる。著者らの研究は,PTENに対する複数の推定マイクロRNAデコイを遺伝的に同定し,本物のPTEN ceRNAとしてのZEB2 mRNAを確認し,また抑制されたZEB2発現がメラノーマ形成を促進するために,BRAFV600Eと連携することを示す。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発癌機序・因子  ,  遺伝子発現 

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