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J-GLOBAL ID:201102244116971310   整理番号:11A0768797

LC/MS/MSによる農作物中の残留農薬一斉分析法(第2報)

著者 (4件):
資料名:
号: 15  ページ: 45-49  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: Y0529B  ISSN: 1342-6397  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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残留農薬等に関するポジティブリスト制度へ対応するために,農作物中の残留農薬をLC/MS/MSで一斉分析を行う方法について,検査対象項目を従来の31項目から80項目に拡大する可能性について検討した。実験では農薬混合標準液をメタノールで希釈した溶液を使用し,測定モードとして多重反応モニタリング(MRM: Multiple Reaction Monitoring)を使用した。測定項目は80種類の農薬に関する絶対検量線法による定量性と,いちご,にら,なしを使用した回収率であった。実験の結果,検量線は農薬の濃度が5~50ng/mLの範囲で良好な直線性(r>0.995)が得られ,5ng/mLの濃度で5回の測定を行ったときの測定値の変動係数は20%未満であった。また回収率の測定結果では,シクロエートが前記3種類の農作物で回収率が高く,トラルコキシジム,ピラゾリネート,チアベンダゾールは農作物の種類によって,回収率が低い値を示し,76種類の農薬については概ね良好な回収率を示した。以上の結果より,検討した分析方法はシクロエートとトラルコキシジムで精度,回収率ともにガイドラインの目標値を満たさなかったが,本方法は78項目の残留農薬の分析に有効であることが証明された。
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分類 (3件):
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食品の汚染  ,  農薬  ,  農薬一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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