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J-GLOBAL ID：201102244245927548   整理番号：11A0425031

マイクロ波加熱を利用した骨材回収型完全リサイクルコンクリートに関する研究

COMPLETELY RECYCLABLE CONCRETE OF AGGREGATE-RECOVERY TYPE BY USING MICROWAVE HEATING

著者 (4件)： 辻埜真人 (清水建設 技研 生産技セ) ,  野口貴文 (東大 大学院工学系研究科) ,  北垣亮馬 (東大 大学院工学系研究科) ,  長井宏憲 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 660  ページ： 223-229  発行年： 2011年02月28日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリートの性能向上技術に加え,低エネルギーで高品質な再生粗骨材を製造できる技術の構築を目的とした研究開発を行った。その結果,1)マイクロ波加熱で,酸化鉄及び転炉OG細粒ダストは短時間で高温になり,加熱時間に比例して昇温することから制御も容易であり,本技術に適当な誘電材料であること,2)誘電体被覆改質骨材は,吸水率が低くなること及び粒形判定実積率が改善されることにより,それを用いたコンクリートのフレッシュ性状は普通骨材コンクリートとほぼ同等であること,などが分かった。

シソーラス用語： *再生コンクリート ,  *再生骨材 ,  *リサイクル ,  *廃物利用 ,  マイクロ波加熱 ,  資源回収 ,  誘電材料 ,  被覆材 ,  酸化鉄 ,  転炉製錬 ,  塵埃 ,  スラグ ,  微粉体 ,  昇温 ,  温度分布 ,  表面改質 ,  シリカヒューム ,  副産物 ,  圧縮強さ ,  Young率 ,  粗骨材 ,  時間依存性 ,  密度 ,  吸水率 ,  排出量 ,  体積率 ,  二酸化炭素排出量 ,  実積率 ,  銅スラグ ,  *利用 ,  *再利用 ,  汚染物質 ,  大気汚染物質 ,  物質 ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： ダスト

分類 (3件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  骨材  (YC05060B) ,  資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (27件)：

• 1) Jean-Louis Cohen and Gerard Martin Moeller: Liquid stone - New Architecture in Concrete, Princeton Architectural Press, 2006
• 2) 笠井芳夫、山田徹:破砕コンクリートを粗骨材としたコンクリートに関する2・3 の実験、日本建築学会大会学術講演梗概集(東北)、構造系、pp.97-98、1973
• 3) 笠井芳夫、依田彰彦、山田徹、原田実、川口俊文:コンクリート破砕骨材を用いたコンクリートの研究(その1 研究概要)、日本建築学会大会学術講演梗概集(関東)、構造系、pp.325-326、1975
• 4) 加賀秀治、久保田昌吾、川口俊文、藤井忠義:コンクリート破砕骨材を用いたコンクリートの研究(その2 コンクリート破砕骨材の性質)、日本建築学会大会学術講演梗概集(関東)、構造系、pp.327-328、1975
• 5) 十代田知三、笠井芳夫、池田正志、山田徹:コンクリート破砕骨材を用いたコンクリートの研究(その3 まだ固まらないコンクリートの性質)、日本建築学会大会学術講演梗概集(関東)、構造系、pp.329-330、1975

タイトルに関連する用語 (5件)： マイクロ波加熱 ,  骨材 ,  リサイクル ,  コンクリート ,  研究