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J-GLOBAL ID:201102244620069813   整理番号:11A1675396

水生環境における精神科医薬品の光分解 - 反応速度論および光分解生成物

Photodegradation of psychiatric pharmaceuticals in aquatic environments - Kinetics and photodegradation products
著者 (3件):
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巻: 45  号: 18  ページ: 6097-6106  発行年: 2011年11月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ベンゾジアゼピン系薬剤は広く消費されている精神科医薬品で環境においてしばしば検出されている。これら医薬品の環境持続性および動態と分解生成物は関連が強いがほとんど解明されていない。本研究において,4種のベンゾジアゼピン系薬剤(オキサゼパム,ジアゼパム,ロラゼパム,およびアルプラゾラム)の環境持続性への光分解プロセスの関連性を研究した。ベンゾジアゼピン系薬剤は模擬太陽放射下で照射して直接および間接(腐植質の3種画分と共に)光分解反応速度を求めた。ロラゼパムは直接太陽照射により迅速に光分解して,夏季晴天日よりも短い半減期であった。対照的に,オキサゼパム,ジアゼパム,およびアルプラゾラムは光分解に大きな耐性を示して,半減期はそれぞれ4,7,および228夏季晴天日であった。見掛けの間接光分解および直接光分解速度は同じオーダーであった。しかし,フミン酸は光分解速度を常に低下して,フルボ酸およびXAD4画分は光分解を増大した。総合的に,結果は光分解がオキサゼパム,ジアゼパム,およびアルプラゾラムの水生環境蓄積を防ぐ効果的な経路ではないことを明らかにした。また,19種の直接光分解生成物をエレクトロスプレー質量分析により特定して,その大部分が新規に同定した光生成物であった。この同定は水生系におけるベンゾジアゼピン系薬剤の環境影響をより完全に理解するのに重要であった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  中枢神経系作用薬一般  ,  光化学反応,ラジカル反応 
物質索引 (4件):
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