文献

J-GLOBAL ID：201102244734426683   整理番号：11A0545631

複合光位相同期ループによる半導体レーザの位相雑音の低減

Phase noise reduction of a semiconductor laser in a composite optical phase-locked loop

著者 (5件)： SATYAN Naresh (California Inst. Technol., California) ,  SENDOWSKI Jacob (California Inst. Technol., California) ,  VASILYEV Arseny (California Inst. Technol., California) ,  RAKULJIC George (Telaris Inc., California) ,  YARIV Amnon (California Inst. Technol., California)
資料名： Optical Engineering  (Optical Engineering)
巻： 49  号： 12  ページ： 124301.1-124301.6  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： B0577B  ISSN： 0091-3286  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 半導体レーザ(SCL)を用いた光位相同期ループ(OPLL)の帯域幅と残留位相雑音は,レーザの周波数変調応答の不均一さに影響され,これによって応用における有用性が制限される。ここでは,光位相変調器を用いた付加的位相補正によって,SCL光位相同期ループ内の位相同期光出力とマスターレーザの間の残留位相誤差が低減できることを実験的に実証した。SCLへのフィードバックは,環境の揺らぎによるSCLの周波数ドリフトを補償する上で重要であった。また,付加的位相変調器を使用することで,システムの伝搬遅延によってのみ制限されたループ帯域幅をレーザ応答の不均一性に対向して拡大することが可能となった。位相変調器を,二重ループと複合位相同期ループの異なる2方式により構成した。両構成で残留位相誤差の顕著な減少が実証された。市販の分布帰還型SCLを用いた概念実証実験では,位相雑音が2倍以上改善された。

シソーラス用語： *半導体レーザ ,  位相雑音 ,  雑音低減 ,  位相同期ループ ,  帯域幅 ,  歪補正 ,  光変調素子 ,  フィードバック ,  *周波数安定化
準シソーラス用語： 位相変調器 ,  位相補正

分類 (1件)： 半導体レーザ  (BD04070L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 光位相同期ループ ,  半導体レーザ ,  位相雑音