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J-GLOBAL ID:201102245502948108   整理番号:11A1664556

震災復興支援!!今,私たち森林・林業関係者にできること 東日本太平洋沖地震津波による被災マツ林で必要とされるマツ材線虫病対策

著者 (1件):
資料名:
号: 835  ページ: 18-22  発行年: 2011年10月10日 
JST資料番号: G0035A  ISSN: 1349-452X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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津波被害を受けたマツに生じる生理障害やその衰弱過程,それらに対するカミキリ等穿孔性昆虫の反応などについては既存の知見が乏しい。本報は,現在判明している情報にもとづき,被災マツ林における材線虫病対策のあり方を考察した。津波被害跡地でのマツ材線虫病対策に対する緊急に必要な対策は,1)マツ流出木や伐採木,がれきとなったマツ材の管理の徹底,2)折損,倒伏,傾斜木等被害林に残るマツの生残状況,衰弱・枯死木でのセンチュウ,カミキリの生息状況の確認,3)岩手県中,南部沿岸の材線虫被害分布地域に隣接する未被害地域における新たな被害発生の警戒強化等であろう。マツ材線虫病対策の観点から,海岸林への広葉樹の導入,活用の必要性は否定しないが,今回の震災のように裸地化に近い状態までかく乱された海岸砂丘地においては,植林再生への初樹種はクロマツ以外はありえない。地域にとっての望ましい景観という観点からも,マツ林が今後の海岸林再生の中心であり,重要な位置を占めることは間違いない。従って,線虫抵抗性マツ苗木の有効活用や一部地域の材線虫病拡大を防ぐ非マツ林化等を組み込んだマツ林ベースの再生プランを計画するべきである。
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分類 (2件):
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森林保育  ,  自然災害 
引用文献 (2件):

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