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J-GLOBAL ID：201102245506472000   整理番号：11A1093503

湖北,宜昌,白果園のDoushantuo層の燐灰土のシーケンス層序と成因

The Sequence Stratigraphy and Genesis of Phosphorites of Doushantuo Formation at Baiguoyuan, Yichang, Hubei

著者 (5件)： Mi Wentian (Inst. of Sedimentary Geology, Chengdu Univ. of Technol., Chengdu) ,  Lin Li (Inst. of Sedimentary Geology, Chengdu Univ. of Technol., Chengdu) ,  Pang Yanchun (Inst. of Sedimentary Geology, Chengdu Univ. of Technol., Chengdu) ,  Li Deliang (Inst. of Sedimentary Geology, Chengdu Univ. of Technol., Chengdu) ,  Ma Liyan (Inst. of Sedimentary Geology, Chengdu Univ. of Technol., Chengdu)
資料名： Chenji Xuebao  (Chenji Xuebao)
巻： 28  号： 3  ページ： 471-480  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0884A  ISSN： 1000-0550  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 新原生代Doushantuo期は揚子台地での燐灰土形成の非常に重要な時期であった。また,西部湖北の白果園の燐灰土は海進過程の拡大が形成した。白果園のDoushantuo層は黄陵背斜の北東部に位置し,燐灰土はDoushantuo層の下部に堆積した。白果園セクションに関するシーケンス層序研究を行うことにより,Nantuo氷期後に形成したDoushantuo層と灯影層は一つの二次シーケンスに分類することができた。Doushantuo層が含む燐灰土はNantuo氷期後の強い海進活動を代表した。それは六つの三次シーケンスに分けることができ,燐灰土は初めのシーケンスで形成し,その中で後の海進堆積体と初めの高レベル堆積体は潮下帯に相当し,アレナイト燐灰土は非常に高い品位を持った。氷期の物理風化とDoushantuo期の化学風化は,海洋に供給されるリンを含む物質を生産した。リンを含む海水は海進が引き起こした湧昇により浅水地域に運ばれ,最初のシーケンスでの燐灰土堆積に対する供給源と強力な条件を与えた。最初の海進は燐灰土形成について非常に都合が良く,高品位のリンの形成は最大海進に一致する。地球化学の適用により,リン酸塩系列に関し研究し,その結果によると,有機物は燐灰土の形成において重要な役割を演じる。大氷河期の後,Doushantuo期の新しい生態系が確立し,生物生産性が急速に回復し,バイオミネラリゼーションに対する機会を与えた。頁岩カーボナタイト・リン酸塩系列有機炭素含量は,盆地燐灰土と台地燐灰土含量の間にあり,中間品位がその特徴である。その環境は半制限の持続盆地であることから,白果園の燐灰土は弱い還元-弱い酸化の環境に起因した。甕安台地燐灰土の台地燐灰土と比べると,台地燐灰土は非常に酸化性の環境の結果として低炭素含量と高P2O5含量の特徴を持つ。雲南に位置するカンブリア紀前期の昆陽燐灰土鉱床と比べると,高エネルギーと豊富な藻類を持つ潮下帯はリン生成にとって好適な地域であったと結論できた。しかし白果園の燐灰土は昆陽の燐灰土鉱床に属する藻類海岸の環境は持たなかった。したがって,白果園の燐灰土は海進,バイオミネラリゼーション,等に由来した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： 中国中部 ,  地層 ,  *シーケンス層序 ,  *成因 ,  *燐灰土 ,  海進 ,  堆積 ,  氷期 ,  リン ,  供給源 ,  リン酸塩 ,  還元 ,  酸化 ,  無機化 ,  環境 ,  有機物
準シソーラス用語： バイオミネラリゼーション ,  湖北省

分類 (1件)： 堆積環境,層相  (DE05030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 白 ,  燐灰土 ,  シーケンス層序 ,  成因