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J-GLOBAL ID:201102245799431621   整理番号:11A0173043

琵琶湖および流入河川ラグーンにおける生息場所ネットワークの物理的構造は在来および侵入魚類の回遊パターンに影響を与える 安定同位元素手法

Physical structure of habitat network differently affects migration patterns of native and invasive fishes in Lake Biwa and its tributary lagoons: stable isotope approach
著者 (6件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 143-153  発行年: 2011年01月 
JST資料番号: Y0467A  ISSN: 1438-3896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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回遊する動物がその生息地のネットワークをどのように利用するかについての正しい理解は,局地的および地域的スケールの両方で個体群動態の予測に重要な洞察を与えると期待される。生息地ネットワークの物理的構造が,琵琶湖とその流入河川ラグーンの間の魚類の回遊に,どのように影響するかに焦点を当てた。ラグーンは適した繁殖および保育場所を在来魚類に提供するが,ラグーンが侵入種外来魚類の温床にもになりうるかは心配なところである。ここで,著者らは在来のフナ(Carassius spp)と外来のオオクチバス(Micropterus salmoides)およびブルーギル(Lepomis macrochirus)回遊パターンを,それらの炭素および窒素の安定同位体を回遊のトレーサとして使用して評価した。主たる湖とその流入河川のラグーンとの間には,基礎の食物網の炭素同位体比に際立った相違があるため,各ラグーンから集めた個々の魚の安定同位体シグニチャーが,われわれに彼らがラグーンの生息者か,あるいは主たる湖からの最近の移住者か,を判断することを可能にする。この分析は在来および侵入魚類が様々なラグーンにわたって異なる回遊パターンを見せることを明らかにした。侵入魚は主たる湖からラグーンへ,これら2つの生息地をつなぐ水路の距離が短い時,しばしば移動した。在来のフナでは対照的に,彼らの回遊は水路の距離に影響されず,細い水路に促された。水路内の堰の物理的障壁および濃い植生が彼らの回遊を妨害した。回遊行動に関するこの様な生態的情報は,在来魚保全のための生息地復旧の設計を計画するために必須になると考えられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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個生態学 
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