抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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根系の崩壊防止力と立木密度の関係は未解明な部分が多く,災害に強い森林づくりを行っていくうえでも崩壊防止力が最大となる立木密度を明らかにする必要がある。今回の報告では,昨年の報告に加え,様々な立木密度のカラマツ人工林において,崩壊防止力が最弱とされる立木間中央部の根系分布調査を行い,崩壊防止力を算出し比較することで,立木密度が根系の崩壊防止力に及ぼす影響を評価した。その結果,崩壊防止力は,立木密度1000本/ha程度までは間伐の効果で上昇していくが,立木密度が1000本/haより小さくなると,崩壊防止力は低下する傾向が見られた。この結果から,崩壊に対する最適な立木密度を検討する。(著者抄録)