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J-GLOBAL ID：201102245919564736   整理番号：11A1404156

電極/イオン性液体界面に於ける静電容量

Capacitance at the Electrode/Ionic Liquid Interface

著者 (5件)： Zhao Di (Coll. of Chemistry and Molecular Sci., Wuhan Univ., Wuhan) ,  Huang Qing (Coll. of Chemistry and Molecular Sci., Wuhan Univ., Wuhan) ,  Jin Xianbo (Coll. of Chemistry and Molecular Sci., Wuhan Univ., Wuhan) ,  Wei Xianjun (Coll. of Chemistry and Molecular Sci., Wuhan Univ., Wuhan) ,  Chen Zheng (Coll. of Chemistry and Molecular Sci., Wuhan Univ., Wuhan)
資料名： Wuli Huaxue Xuebao  (Wuli Huaxue Xuebao)
巻： 26  号： 5  ページ： 1239-1248  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0391A  ISSN： 1000-6818  CODEN： WHXUEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： Pt箔電極の界面構造及び静電容量を,BMIMPF_6,BMIMBF_4,BMIMClO_4,BMIMTf_2N,BMIMCl,BMIMBr,C_3OHMIMBF_4,C_3OHMIMClO_4及びBMMIMPF_6(BMIM:1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム,C_3OHMIM:1-(3-ヒドロキシプロピル)-3-メチルイミダゾリウム,BMMIM:1-ブチル-2-メチル-3-メチルイミダゾリウム,Tf_2N:ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミド)含む種々のイオン性液体中で電気化学的インピーダンス分光法を用いて解析した。その結果,イオン性液体のアニオン及びカチオンが同程度のサイズであり,電極に特異に吸着しない場合に,ゼロ電荷のポテンシャルに近い′′静電容量-ポテンシャル′′曲線は1つ又は2つのピークを示すことが判明した。ゼロ電荷のポテンシャルは,1つのピーク又は2つのピークを有する静電容量-ポテンシャル曲線のピークポテンシャル又は谷ポテンシャルにそれぞれ対応した。ポテンシャルがゼロ電荷のポテンシャルに対して正又は負である場合に,′′電極/イオン性液体′′界面の構造は緻密層理論によって説明可能であった。特異的イオン吸着が存在すると,静電容量のピークは消失し,電極ポテンシャルはゼロ電荷のポテンシャルにシフトし,界面静電容量は急速に増加した。小さなLi+イオンが電極/イオン性液体界面構造及び静電容量に及ぼす影響についても研究した。LiTf_2NをBMIMTf_2Nに添加すると,小さなLi+イオンはイオン性組成に,したがって電極/イオン性液体界面の構造に変化し,界面静電容量が低下した。この発見に基づいて,電極/イオン性液体界面に於けるイオン性液体のアニオン及びカチオンの配列及び配座を,カチオン及びアニオン双方の特異な吸着に特に注目して種々の条件で詳述した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *電極 ,  イオン液体 ,  界面 ,  静電容量 ,  電気化学 ,  スペクトロスコピー ,  アニオン ,  カチオン ,  吸着 ,  表面構造
準シソーラス用語： イオン性液体 ,  インピーダンス分光法 ,  イオン吸着 ,  界面構造

分類 (1件)： 電極過程  (CB07040U)

タイトルに関連する用語 (3件)： イオン性液体 ,  界面 ,  静電容量