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J-GLOBAL ID：201102246337629244   整理番号：11A0179791

雑音抑圧法とモデル適応法を組み合わせた耐雑音音声認識手法

A Hybrid method of Noise Suppression and Model Adaptation for Robust Speech Recognition

著者 (3件)： 古明地秀治 (NEC 情報・メディアプロセッシング研) ,  荒川隆行 (NEC 情報・メディアプロセッシング研) ,  越仲孝文 (NEC 情報・メディアプロセッシング研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 357(SP2010 88-102)  ページ： 49-54  発行年： 2010年12月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 音声認識のための従来の耐雑音方式には,主に雑音抑圧法とモデル適応法の二つの方式がある。前者は,入力信号から推定雑音を抑圧することでクリーンな信号を得る方式である。しかし,抑圧の効果は雑音の推定精度に大きく依存する。一方,後者は,音響モデルの適応により雑音の分散も考慮するため,雑音の推定誤差に対して頑健である。しかし,雑音環境の変動に対する追従性は高くない。本稿では,抑圧係数と適応係数の二つの係数を導入し,従来の二つの方式の連続的な切り替えを実現する方法を提案する。Aurora2を用いた実験を通して,従来の二つの方式よりも高い認識性能を得る抑圧係数と適応係数が存在することを明らかにし,提案法の有効性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *音声認識 ,  *耐雑音性 ,  *雑音発生防止 ,  信号推定 ,  誤差 ,  適応係数 ,  音響特性
準シソーラス用語： *雑音抑圧 ,  雑音環境 ,  雑音推定 ,  推定誤差 ,  音響モデル ,  評価実験 ,  認識率

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 雑音抑圧 ,  モデル適応 ,  音声認識 ,  手法