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J-GLOBAL ID：201102246537650884   整理番号：11A1170121

吸着ハロゲン化物アニオンによるCO₂の電気化学的還元

CO₂ electrochemical reduction via adsorbed halide anions

著者 (2件)： OGURA Kotaro (Yamaguchi Univ., Tokyo, JPN) ,  SALAZAR-VILLALPANDO Maria D. (U.S. Dep. of Energy, National Energy Technol. Lab., 26507, Morgantown, WV, USA)
資料名： JOM  (JOM)
巻： 63  号： 1  ページ： 35-38  発行年： 2011年01月 
JST資料番号： C0321A  ISSN： 1047-4838  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電解質としてハロゲンイオン,特にKCl,KBr,KI水溶液を用いたCO₂の電気化学的還元について研究した。自作の分割H型セルを用いて電気化学的実験を行った。作動電極は銅メッシュであるが,対極および参照電極にはそれぞれPt線とAg/AgCl電極を用いた。その結果,触媒層としてのCu-Xの存在により電極からCO₂への電子遷移が促進される反応機構が示唆された。CO₂への電子遷移は,固有吸着ハロゲン化物アニオンからCO₂の空軌道への電子流によって生成したX^-_ad(Br^-,Cl^-,I^-)-C結合を経由して発生した。ハロゲン化物アニオンの吸着が強いほどCO₂がより強く拘束され,高いCO₂還元電流が得られた。さらに,吸着ハロゲン化物アニオンはプロトンの吸着を抑制し,高い水素過電圧がもたらされた。これらの効果が相乗してCO₂還元に必要な過電圧を緩和し,電気化学的CO₂還元の速度が増大した。Copyright 2011 TMS Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  減少 ,  環境保全 ,  *カソード還元 ,  吸着 ,  ハロゲン化物 ,  塩化カリウム ,  臭化カリウム ,  白金電極 ,  基準電極 ,  層 ,  銅 ,  電子遷移 ,  プラズマ流 ,  反応機構 ,  炭素化合物 ,  過電圧 ,  反応速度 ,  電流電圧特性
準シソーラス用語： 二酸化炭素排出量削減 ,  電気化学的還元 ,  参照電極 ,  触媒層 ,  電子流動

分類 (1件)： 有害ガス処理法  (SC04030H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 吸着 ,  ハロゲン化物 ,  アニオン ,  CO2 ,  電気化学的還元