文献

J-GLOBAL ID：201102246791483130   整理番号：11A0173240

哺乳類ゲノムのヒストン修飾と機能構築の図作成

Charting histone modifications and the functional organization of mammalian genomes

著者 (9件)： ZHOU Vicky W. (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  ZHOU Vicky W. (Massachusetts General Hospital, Massachusetts, USA) ,  ZHOU Vicky W. (Massachusetts Inst. Technol., Massachusetts, USA) ,  GOREN Alon (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  GOREN Alon (Massachusetts General Hospital, Massachusetts, USA) ,  GOREN Alon (Massachusetts Inst. Technol., Massachusetts, USA) ,  BERNSTEIN Bradley E. (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  BERNSTEIN Bradley E. (Massachusetts General Hospital, Massachusetts, USA) ,  BERNSTEIN Bradley E. (Massachusetts Inst. Technol., Massachusetts, USA)
資料名： Nature Reviews. Genetics  (Nature Reviews. Genetics)
巻： 12  号： 1  ページ： 7-18  発行年： 2011年01月 
JST資料番号： W1326A  ISSN： 1471-0056  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,ヒストン修飾と関連クロマチン構造がより高精度で包括的かつ効率良く示されるようになっており,クロマチンとゲノム機能の間の相互作用,細胞の状態によるクロマチン構造の動的変化および大規模ドメインと高次のクロマチンの構築新しい役割が注目されている。本総説では,哺乳類のゲノムにおけるヒストン修飾とクロマチン構造に関する最近の研究について概説した。最初に,遺伝子中心からゲノムワイドへの動きについて,ゲノムワイドなヒストン修飾のマッピングおよびChIP-seqマップの統合を中心に解説した。次に,配列因子を越えたヒストン修飾に関して,高および低CpG含量のプロモーター,クロマチンの平衡状態と抑制状態,遺伝子の転写領域部分,エンハンサーおよびインスレーター配列とバウンダリー配列に焦点を当てながら解説を加えた。また,高次のクロマチン構築について,H3H9me2およびラミナ関連ドメイン,H3K27meブロックとポリコーム体および複製時間帯を中心に解説した。最後に,ヒストン修飾とクロマチン構造に関する研究の将来の方向性について考察を加えた。

シソーラス用語： 哺乳類 ,  ゲノム ,  *ヒストン ,  翻訳後修飾 ,  *クロマチン ,  プロモーター領域 ,  ヌクレオチド配列 ,  高次構造
準シソーラス用語： ヒストンH3

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 哺乳類 ,  ゲノム ,  ヒストン修飾 ,  構築