文献

J-GLOBAL ID：201102247239543265   整理番号：11A1094157

PDX1と結合したNKX6.1は間葉系幹細胞のB細胞への分化を誘発する

NKX6. 1 combined with PDX1 induces mesenchymal stem cell differentiation into B-like cells

著者 (3件)： TANG Xiao-long (Clinical Lab., Guangdong Provincial Hospital of TCM, Guangdong, Guangzhou) ,  ZHANG Rong-bo (Inst. of Biomedical Engineering, Medical Coll., Anhui Univ. of Sci. and Technol., Anhui, Huainan) ,  WANG Xue-feng (Inst. of Biomedical Engineering, Medical Coll., Anhui Univ. of Sci. and Technol., Anhui, Huainan)
資料名： Dier Junyi Daxue Xuebao  (Dier Junyi Daxue Xuebao)
巻： 31  号： 3  ページ： 258-263  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2220A  ISSN： 0258-879X  CODEN： DJXUE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】胎児肝臓由来間葉系幹細胞(FL-MSc)の膵臓B細胞への分化を誘発する際にNKX6.1およびPDX1の相乗効果を研究し,移植用の十分なislet-like bodyが得られるように,基本的な機構を探究すること。【方法】PDX1およびNKX6.1遺伝子を持っている組換え型アデノウイルスベクターを構築し,ベクターを,FL-MScを感染するのに用いた。次に,一連のサイトカインを用いて感染FL-MSCsを膵臓B細胞に分化させ,PDX1,NKX6.1遺伝子,転写因子Ngn3,NeuroD1/Beta2,MafAならびにC-ペプチドの発現を検討した。【結果】PDX1およびNKX6.1は,感染24時間後にFL-MSc細胞で検出された;細胞はNgn3,NeuroD1およびMafAを発現し始め,誘発後インシュリンを含む膵臓B細胞関連因子を安定的に発現させた。分子の発現はある順番で発現した。【結語】一連のサイトカインに結合したPDX1,NKX6は,in vitroで効果的にFL-MSCsを誘発してランゲルハンス島B細胞に分化させ,次に転写因子Ngn3,NeuroD1およびMafAの活性化を通してFL-MSCsを誘発して,内分泌前駆細胞,B内分泌前駆細胞およびB細胞へと分化させると思われた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： ヒト ,  胎児 ,  間葉系幹細胞 ,  *タンパク質 ,  *転写因子 ,  *内分泌細胞 ,  細胞分化 ,  ベクター ,  DNA結合タンパク質 ,  C-ペプチド
準シソーラス用語： MafA ,  NeuroD ,  Ngn3 ,  *NKX6.1 ,  *PDX-1 ,  アデノウイルスベクター ,  *膵臓B細胞

分類 (2件)： 消化器の基礎医学  (GH01020E) ,  発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： PDX1 ,  間葉系幹細胞 ,  B細胞 ,  分化 ,  誘発