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J-GLOBAL ID:201102247466095163   整理番号:11A1277303

慢性委縮性胃炎とIL-17多型との関連性

IL-17 polymorphism is associated with chronic atrophic gastritis
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 525-528  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2217A  ISSN: 1000-5404  CODEN: DYXUE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】中国人のピロリ菌性胃腸疾患罹患性と3種のIL-17多型(IL-17A rs2275913G-197A,IL-17F-rs763780-7488T/CとIL-17F-rs766748-6400A/G)との関連性の有無について検討する。【方法】病院症例-対照試験を行った。Chongqing医大の慢性委縮性胃炎(CAG)(129例)および非血縁健常供血者(223例)を対象とした。ロジスティック回帰法により,これらの多型とCAG罹患性との関連性を調べた。ELISA法により血清中の抗Hp-IgG抗体を測定して,ピロリ菌感染レベルを調べた。迅速ウレアーゼ試験(RUT)により胃粘液中のウレアーゼを調べた。【結果】IL-17A-G-197AおよびIL-17F-7488T/Cの対立遺伝子頻度および遺伝子型分布については,供血者とCAG患者の間に有意差はなかった(P>0.05)。IL-17F-6400A/G対立遺伝子頻度については,CAG患者は供血者より明らかに高値であった(P=0.004)。IL-17F-6400A/G対立遺伝子を少なくとも一つ保有する場合は,保有しない場合よりCAG罹患性が高かった(ドミナントモデル,P=0.006,OR=2.271,95%CI:1.259~4.095)。IL-17AおよびIL-17F遺伝子の3種の多型における対立遺伝子頻度および遺伝子型分布については,ピロリ菌感染の有無による有意差はなかった。【結論】本研究の結果,IL-17F部位での遺伝的変異は中国人のCAG罹患性に影響があり,胃腸疾患におけるIL-17の病生理学的重要性が強く示唆される。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
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