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J-GLOBAL ID：201102247544201641   整理番号：11A1360518

piRNAs,トランスポゾンサイレンシング,および生殖細胞系列ゲノム完全性

piRNAs, transposon silencing, and germline genome integrity

著者 (6件)： CASTANEDA Julio (Biology Dep., Johns Hopkins Univ., Baltimore, MD 21218, USA) ,  CASTANEDA Julio (Dep. of Embryology, Carnegie Institution for Sci., 3520 San Martin Drive, Baltimore, MD 21218, USA) ,  GENZOR Pavol (Biology Dep., Johns Hopkins Univ., Baltimore, MD 21218, USA) ,  GENZOR Pavol (Dep. of Embryology, Carnegie Institution for Sci., 3520 San Martin Drive, Baltimore, MD 21218, USA) ,  BORTVIN Alex (Biology Dep., Johns Hopkins Univ., Baltimore, MD 21218, USA) ,  BORTVIN Alex (Dep. of Embryology, Carnegie Institution for Sci., 3520 San Martin Drive, Baltimore, MD 21218, USA)
資料名： Mutation Research  (Mutation Research)
巻： 714  号： 1-2  ページ： 95-104  発行年： 2011年09月01日 
JST資料番号： C0520A  ISSN： 0027-5107  CODEN： MRFMEC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生殖細胞ゲノム完全性は生存配偶子の産生と生殖の成功に必須である。哺乳動物では,配偶子発生が染色体構造の変化に連動する広範囲な後成的変動(DNAメチル化とヒストン修飾)を含み,減数分裂性組換えとゲノムの成熟配偶子への充填を通じてその完璧な進行を確実なものにする。後成的再プログラミングは哺乳動物生殖に必須であるが,再プログラミングもまた,自律的に複製する内因性要素である転位因子(TEs)による侵略を許容する機会をもたらすことになる。再プログラミング期間におけるTEsの発現と増殖は挿入突然変異をもたらし,その変異はゲノム完全性を生殖障害や子孫における散発性遺伝疾患の危険に曝すことになる。最近の研究によって,DNAメチル化およびヒストン修飾装置と連動し,サイレンシングTEsに介在する生殖細胞関連PIWI相互作用RNA(piRNA)経路が同定された。本総説ではマウス生殖系列におけるTEsのpiRNA介在性調節に関する最近の進歩に光を当てると同時に,TEsを適切に調節できなかった場合の影響についても述べる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *RNA【核酸】 ,  トランスポゾン ,  遺伝子発現 ,  生殖細胞 ,  ゲノム ,  配偶子 ,  細胞核 ,  染色体 ,  *遺伝学 ,  *メチル化 ,  *化学修飾 ,  *転移性遺伝要素 ,  遺伝子サイレンシング
準シソーラス用語： *piRNA ,  サイレンシング ,  染色体構造 ,  *後成的遺伝 ,  *DNAメチル化 ,  *ヒストン修飾 ,  再プログラミング ,  転移因子 ,  *Piwi相互作用性RNA

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 生殖 ,  細胞系列 ,  ゲノム ,  完全性