抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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輻輳は光ネットワークにおける最も重要な課題の一つである。受動光ネットワーク(PON)では,光回線端末(OLT)がボトルネックであり輻輳が発生しやすくなる。本論文では,PON上の効率的なビデオマルチキャストを実現するために,OLT内の輻輳によるパケット損失を克服するためにスケジューリングレベルで重み付けラウンドロビン(WRR)と組み合わせて,IP層での順方向誤り訂正(FEC)を使用したフレームワークを提案した。FEC方式では,消去コーディングを持つReed-Solomon(RS(N,K))を使用し,そこでは,n個のシンボルブロックごとに(n-k)個の誤ったシンボルを訂正することができる。従って,その結果,著者等のフレームワークでは,インターネットプロトコルテレビ(IPTV)のサービスプロバイダは,前述のRS符号を使用し,光ネットワークユニット(ONU)が受信したパケットから失われたパケットを回復できるような方法で,定期的なIPTVパケットから冗長パケットを生成し,より良いビデオ品質の結果になる。シミュレーションの結果は,提案したフレームワークを使用して,ONUが,多くの失われたパケットを回復し,ユーザーの様々なトラフィックの負荷の下でより良いビデオ品質を達成することを示した。例えば,提案の手法では,対称トラフィックの負荷の下でのラウンドロビン(RR)およびWRR方式の比較で,トラフィック負荷0.9の下で,それぞれ,ほぼ55%および10%のパケットロス率を減らすことができた。ハイレシーバ・キュー(HRQ)トラフィック(すなわち,多くのユーザーによって受信されたトラフィック)が,ローレシーバ・キュー(LRQ)トラフィック(すなわち,少数のユーザーによって受信されたトラフィック)の二倍である時には,この削減は,トラフィックの負荷0.9の下で,ほぼ86%および30%であった。最後に,LRQトラフィックがHRQトラフィックの二倍である時には,パケット損失率の減少は,トラフィックの負荷0.5でほぼ70%および91%であった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.