抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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トンネル上部の岩盤斜面に対する安定性を保つために必要な,発破振動の管理基準を検討した。道路区分2車線,延長952mのトンネル上部の斜面に,供用中の道路が存在している。計測管理は振動速度で行うこととした。規制値は過去の事例を検討して定めた。振動速度の予測が規制値を超える区間は機械掘削とした。その結果,次のことがわかった。1)落石,斜面崩壊に対する発破振動管理では,振動速度での管理が妥当である。2)発破による振動速度はバラツキが大きいため,これを考慮した規制値を設定する必要がある。3)振動計の計測は,土被りが大きい場合は,上下方向のみで行って良い。