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J-GLOBAL ID:201102247888625505   整理番号:11A1397698

日本,大阪の都市部および居住地区での大気中芳香族縮合炭化水素の気体-粒子濃度:時間変化に対する大気安定層形成の影響

Gas-particle concentrations of atmospheric polycyclic aromatic hydrocarbons at an urban and a residential site in Osaka, Japan: Effect of the formation of atmospherically stable layer on their temporal change
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巻: 192  号:ページ: 1340-1349  発行年: 2011年09月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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粒子状物質および気相における大気中芳香族縮合炭化水素(PAHs)に関する比較研究を2005年-2006年の間,日本,大阪の都市部および居住地区で実施した。都市部のPAH濃度は居住地区のそれのほぼ2倍高いことが判明した。両方の場所で,粒子状PAH濃度は主に冬に増加し,一方気体PAH濃度における時間変化の傾向は明確には観測されなかった。PAHsの主要な供給源は地方交通,すなわち,触媒コンバータを備えたディーゼルエンジンであると評価した。PAH濃度はオゾン濃度や気象パラメータとかならずしも負の相関をしているわけではない。低分子量(LMW)をもつ代表的PAHsの気体-粒子分配係数は環境温度と著しい負の相関をもつが,これはPM中のLMW PAH濃度における時間変化が環境温度の変化によって引き起こされる気体-粒子分布のシフトに帰せられることを示している。初めて,日本におけるPAH濃度の増加に従う大気安定層の形成の影響を研究した。都市部では,PAHsは潜在的な温度勾配と有意な正の相関を示したが,これはPAH濃度における時間変動が大阪地域における大気安定層の形成によって支配的に制御されることを示している。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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大気質調査測定一般  ,  粒状物調査測定  ,  その他の汚染原因物質 

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