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J-GLOBAL ID:201102248198329470   整理番号:11A1187545

マウスへのトルエン,キシレン,ホルムアルデヒド反復曝露が誘起する皮膚炎症特性化

Characterization of Skin Inflammation Induced by Repeated Exposure of Toluene, Xylene, and Formaldehyde in Mice
著者 (11件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 224-232  発行年: 2011年06月 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シックビル症候群の主因と考えられるVOCは皮膚,眼,粘膜を刺激すると思えるが,毒性閾値や皮膚反応機構(長期曝露が誘起する)は明らかでない。本研究では5週間,週一度,マウス耳にトルエン,キシレン,ホルムアルデヒド(FA)を塗布し,耳腫れ応答強度を比べ,どのVOCが最も強力な炎症を示すかを明確にし,また皮膚反復曝露においてアレルギー性や神経性の炎症が関わるかも調べた。FA(2~10%)は耳腫れを誘起し炎症細胞の明らかな浸潤を引起す一方,高濃度(50か100%)トルエンとキシレンは軽い耳膨れとわずかな炎症性浸潤を引起した。FA曝露は,耳ではインターロイキン4(IL4),脳由来神経栄養因子(BDNF),ニューロトロフィン3(NT3),一過性受容器電位バニロイド1(TRPV1)のmRNA発現,頚部リンパ節ではIL4とNT3のmRNA発現を増やした。更に,TRPV1アンタゴニストのカプサゼピンは,5%FA反復塗布で生じる耳腫れを抑制した。3つの調査結果で,FAがトルエン,キシレンより強力な皮膚刺激を持つことを示し,FA誘起皮膚炎でTh2反応,ニューロトロフィン,TRPV1が重要な役割を果すことを示唆した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
健康被害  ,  その他の汚染原因物質  ,  皮膚の基礎医学 

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