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J-GLOBAL ID：201102248260042639   整理番号：11A0171260

自動車軽量化に向けたマグネシウム合金鋳物の開発動向

著者 (1件)： 才川清二 (アーレスティ テクニカルセ)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 60  号： 11  ページ： 571-577  発行年： 2010年11月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マグネシウム合金鋳物の開発動向と自動車の軽量化を目指した実用部品への適用を概説した。鋳造用Mg合金の化学組成と機械的性質についてまとめ,耐熱性を向上させた耐熱Mg合金と一般Mg合金の2つに大別して最近の動向をまとめた。ダイカスト鋳造用合金には,一般Mg合金としてAZ91D合金等のAZ(Mg-Al-Zn)系,AM50やAM60合金のようなAM(Mg-Al-Mn)系がある。耐熱Mg合金にはAS41系があり,最近では希土類元素(RE)を添加したACM522(Mg-Al-Ca-RE)系がオイルパン等の自動車部品に応用されている。重力鋳造を用いた合金の生産規模は小さいが,砂型鋳造による少量多品種生産が行われている。

シソーラス用語： *軽量化 ,  *マグネシウム合金 ,  *鋳物 ,  ダイカスト ,  化学組成 ,  機械的性質 ,  耐熱性 ,  アルミニウム含有合金 ,  亜鉛含有合金 ,  マンガン含有合金 ,  希土類含有合金
準シソーラス用語： ASTMAM50 ,  ASTMAM60 ,  ASTMAZ91D ,  開発動向 ,  *自動車部品 ,  鋳造用合金

分類 (2件)： 鋳造製品  (WC01080T) ,  自動車材料  (QG03080N)

引用文献 (15件)：

• 1) 日本マグネシウム協会編:マグネシウム技術便覧,カロス出版,(2000).
• 2) A. Clark: Magnesium Industry Overview: 66th Annual World Magnesium Conference, (2009).
• 3) 鎌土重晴:軽金属,60(2010),100–105.
• 4) 加藤 徹,中村 通:鋳造工学,76(2004),1002–1008.
• 5) 才川清二:“飛躍するマグネシウム合金の新展開”,はままつ産業創造センター セミナーテキスト,(2010),59–82.

タイトルに関連する用語 (5件)： 自動車 ,  軽量化 ,  マグネシウム合金 ,  鋳物 ,  開発動向