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J-GLOBAL ID：201102248273332040   整理番号：11A1572275

乳濁液によるステンレス鋼の冷間圧延における表面光沢不規則性の発生の評価

Evaluation of Occurrence of Surface Brightness Irregularity in Cold Rolling of Stainless Steel with Emulsion

著者 (3件)： AZUSHIMA Akira (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  OHTA Hiroshi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  INAGAKI Satoshi (Daido Chemical Ind. Co., Ltd., Yamatokouriyama, JPN)
資料名： Tribology Transactions  (Tribology Transactions)
巻： 54  号： 5  ページ： 685-690  発行年： 2011年09月 
JST資料番号： D0522A  ISSN： 1040-2004  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ステンレス鋼の圧延において生じる光沢の不均一性が発生する条件を調べるために,水中油滴エマルションによる圧延試験を行った。圧延油及びエマルションによる圧延における油膜厚さの推定及び欠乏度の定義について述べた。ロール直径76mmの圧延機を用い,焼鈍ステンレス鋼(SUS430)を供試体として,エマルション濃度3,5及び10%で,圧延速度0.2~1.6m/sに変化させた。また,エステル油を用い,圧延速度0.05~0.6m/sで入り口油膜厚さと表面光沢との関係を調べた。試験結果を,入り口油膜厚さ及び圧延速度にたいする表面光沢の変化などで示した。エマルションによる冷間シート圧延において,エマルション濃度3~10%,圧延速度0.6m/sで光沢の不規則性を生じた。また,冷間ロール圧延において,欠乏度0.16で光沢の不規則性を生じた。欠乏度を用いることにより光沢の不規則性の発生を制御できることを述べた。

シソーラス用語： *光沢 ,  *冷間圧延 ,  冷延鋼板 ,  鋼板 ,  ステンレス鋼 ,  乳濁液 ,  性質 ,  *油膜厚さ ,  圧延速度 ,  圧延油 ,  *ステンレス鋼板 ,  *O/Wエマルション
準シソーラス用語： *水中油滴エマルション ,  *不規則性

分類 (1件)： 圧延技術  (WC06030Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 乳濁液 ,  ステンレス鋼 ,  冷間圧延 ,  表面光沢 ,  不規則性 ,  評価