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J-GLOBAL ID:201102248380630640   整理番号:11A0809983

種々の焼結助剤を用いて焼結したAlNセラミックのAlN格子中の酸素濃度と熱伝導率の相関性

Relation between oxygen concentration in AlN lattice and thermal conductivity of AlN ceramics sintered with various sintering additives
著者 (5件):
資料名:
巻: 119  号: 1388  ページ: 291-294 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: F0382A  ISSN: 1882-0743  CODEN: JCSJEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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5mass%Y2O3,2mass%Y2O3-3mass%Al2O3,3mass%Y2O3-1mass%CaO-0.08mass%B,および6mass%Y2O3-2mass%CaO-0.16mass%Bの各種焼結助剤を用い,常圧焼結により窒化アルミニウム(AlN)セラミックを作製した。試料の相対密度,存在相,格子定数c,および熱伝導率を評価した。AlNの酸素濃度と格子定数の相関性を利用し,格子定数cからAlN格子中の酸素濃度を予測した。熱伝導率に及ぼす影響を解析するため,格子定数cから予測したAlN中の酸素濃度を熱伝導率に対してプロットした。本研究では測定した熱伝導率に逆比例した。5mass%Y2O3と3mass%Y2O3-1mass%CaO-0.08mass%Bを用いた焼結試料のデータは,それぞれSlack(Slackの線)またはHarris等(Harrisの線)により示したAlN格子中の酸素濃度とAlNの熱伝導率の関係のプロット上に位置していた。一方,過剰な粒界相を含む2mass%Y2O3-3mass%Al2O3と6mass%Y2O3-2mass%CaO-0.16mass%Bを用いた焼結試料のデータはHarrisの線の上部に位置していた。熱伝導率は密度,AlN格子中の酸素量,および粒界相の存在に影響されることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  セラミック・磁器の性質 
引用文献 (12件):
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