抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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特性が骨格構造に依存するリボン状グラフェン分子の精密合成・素子作成による評価には,低分子有機材料を用いるビルドアップ型合成手法の確立が必要である。一軸成長が期待される低分子原料としてブロモ化ペリレンイミド誘導体を用いて炭素材料の基板上成長について検討を行い,黒色の導電性を示す材料が得られた。赤外・ラマンスペクトル測定等により評価を行い,エッジ部官能基の保持とsp2共役の拡張が示唆された。(著者抄録)