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J-GLOBAL ID：201102248519366608   整理番号：11A0604424

カーボンナノチューブの光散乱をベースとしたヌクレアーゼおよびメチルトランスフェラーゼのための汎用的で無標識の高感度の光学的酵素センシングシステム

A Universal, Label-Free, and Sensitive Optical Enzyme-Sensing System for Nuclease and Methyltransferase Activity Based on Light Scattering of Carbon Nanotubes

著者 (8件)： ZHAO Chao (Changchun Inst. Applied Chemistry, Jilin, CHN) ,  ZHAO Chao (Graduate School, Chinese Acad. Sci., Jilin, CHN) ,  QU Konggang (Changchun Inst. Applied Chemistry, Jilin, CHN) ,  QU Konggang (Graduate School, Chinese Acad. Sci., Jilin, CHN) ,  SONG Yujun (Changchun Inst. Applied Chemistry, Jilin, CHN) ,  SONG Yujun (Graduate School, Chinese Acad. Sci., Jilin, CHN) ,  REN Jinsong (Changchun Inst. Applied Chemistry, Jilin, CHN) ,  QU Xiaogang (Changchun Inst. Applied Chemistry, Jilin, CHN)
資料名： Advanced Functional Materials  (Advanced Functional Materials)
巻： 21  号： 3  ページ： 583-590  発行年： 2011年02月08日 
JST資料番号： W1336A  ISSN： 1616-301X  CODEN： AFMDC6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 制限および非制限酵素を含むヌクレアーゼは,DNA複製等の生化学的プロセスで重要な役割を演じている。DNAと単層カーボンナノチューブ(SWNT)集合体を基板として用いた無標識酵素応答ナノシステムを作製し,ヌクレアーゼおよびメチルトランスフェラーゼの検出に有効であることを示した。検出にはカーボンナノチューブと1重および2重螺旋DNAとの結合度変化に起因するSWNTの光散乱(LS)の変化を利用した。この方法は,無標識のオリゴヌクレオチドのみを必要とし,コストが大幅に低減可能である。検出限界を評価した結果,S1ヌクレアーゼ,EcoRIエンドヌクレアーゼおよびEcoRIメチラーゼに対して,それぞれ5×10^-6,1×10^-4および1×10^-2UμL^-1が得られた。

シソーラス用語： *酵素センサ ,  *ヌクレアーゼ ,  *メチルトランスフェラーゼ ,  *単層カーボンナノチューブ ,  一本鎖DNA ,  包接化合物 ,  ナノ複合材料 ,  分子間相互作用 ,  光学的性質 ,  光散乱 ,  検出限界 ,  酵素的分解 ,  反応生成物 ,  テクノロジーアセスメント

分類 (4件)： 生化学的分析法  (EA03030G) ,  医用素材  (GA05040H) ,  分析機器  (CC02020S) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (10件)： カーボンナノチューブ ,  光散乱 ,  ヌクレアーゼ ,  メチルトランスフェラーゼ ,  汎用 ,  無標識 ,  高感度 ,  光学 ,  酵素 ,  センシングシステム