抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水田管理に重要な湛水深観測に従来は自記水位計が用いられてきたが,経費がかさむ等の問題があるため,新たに小型温度データロガーを用いたモニタリング方法を開発した。アクリル板に地表面直上から空気中位置(25cm)間に6個の小型温度データロガーを設置して測温し,各位置の温度比較から湛水深を推定するアルゴリズムを作成した。試験圃場に本システムを設置し,自記水位計観測結果と比較した。開発システムでは60分間隔の離散値出力ではあるが,湛水深の日変動を良好に観測できることが示された。小型で安価であり,多地点での湛水深の把握に有効である。