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J-GLOBAL ID：201102248968027010   整理番号：11A1019441

フェムト秒光Kerrゲートによるイントラリピッド溶液の散乱係数の測定

Measurements of the scattering coefficients of intralipid solutions by a femtosecond optical Kerr gate

著者 (7件)： TONG Junyi (Xi’an Jiaotong Univ., Xi’an, CHN) ,  YANG Yi (Xi’an Jiaotong Univ., Xi’an, CHN) ,  SI Jinhai (Xi’an Jiaotong Univ., Xi’an, CHN) ,  TAN Wenjiang (Xi’an Jiaotong Univ., Xi’an, CHN) ,  CHEN Feng (Xi’an Jiaotong Univ., Xi’an, CHN) ,  YI Wenhui (Xi’an Jiaotong Univ., Xi’an, CHN) ,  HOU Xun (Xi’an Jiaotong Univ., Xi’an, CHN)
資料名： Optical Engineering  (Optical Engineering)
巻： 50  号： 4  ページ： 043607.1-043607.4  発行年： 2011年04月 
JST資料番号： B0577B  ISSN： 0091-3286  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イントラリッドは組織中の光伝搬のモデリングに適用される優れた懸濁媒質である。Bi₂O₃-B₂O₃-SiO₂酸化物(BI)ガラスをKerr媒質として利用したフェムト秒時間の超高速光Kerゲート(OKG)を用いて,イントラリピッドの散乱係数を決定した。OKG法では,ゲートビームによってKerr物質中に誘起される時間ゲートと過渡的空間ゲートの結合作用のために,より精密な散乱係数を得ることができる。イントラリピッド20%の波長800nmにおける散乱係数をOKG法とコリメート化透過(CT)方式を用いて測定した。低濁度媒質に対する実験結果から,OKG法を用いて作製された散乱係数はCT法による場合と類似しているが,高濁度媒質では,OKG法による結果はCT法よりも大きくなることが示された。OKG法に比べてCT方式では検出受光角内で散乱される光子のフィルタリングが劣り,その結果高濁度媒質では真の散乱係数からずれる。BIガラスのフェムト秒OKGは,混濁媒質の散乱係数の決定に適している。

シソーラス用語： *脂肪乳剤 ,  *光散乱 ,  Kerr効果 ,  フェムト秒 ,  レーザパルス ,  混濁度 ,  光学的測定 ,  ホウケイ酸ガラス ,  酸化ビスマス
準シソーラス用語： コリメータ散乱係数 ,  光ゲート ,  散乱係数 ,  散乱測定

分類 (2件)： 光の散乱,回折,干渉  (BD03030M) ,  脂質一般  (EB05010B)

タイトルに関連する用語 (5件)： フェムト秒 ,  ゲート ,  イントラリピッド ,  溶液 ,  散乱係数