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J-GLOBAL ID：201102249285697199   整理番号：11A1813512

舶用ディーゼル機関から排出される粒子状物質(PM)の計測とその排出特性

Study on Measurement Method and Characteristics of Particulate Emission of Marine Diesel Engine

著者 (10件)： 井亀優 (海上技術安全研) ,  大橋厚人 (海上技術安全研) ,  石村惠以子 (海上技術安全研) ,  西尾澄人 (海上技術安全研) ,  XU Zhide (海上技術安全研) ,  高木正英 (海上技術安全研) ,  羽鳥和夫 (海上技術安全研) ,  高橋千織 (海上技術安全研) ,  宮田修 (海上技術安全研) ,  今井康之
資料名： 海上技術安全研究所報告  (Papers of National Maritime Research Institute)
巻： 11  号： 2  ページ： 91-110  発行年： 2011年10月31日 
JST資料番号： F0432B  ISSN： 1346-5066  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 4ストローク中速舶用ディーゼル機関から排出される粒子状物質(PM)を計測して得た排出特性などについて述べる。ボア×ストローク=230×380mmの3気筒,連続最高出力257kW/420rpmの中間冷却器付過給ディーゼル機関で実験し,以下の結果を得た。使用した排気希釈システムの捕集率はサルフェートで約50%,Caでは60%となった。硫黄含有率0.8%を挟んでサルフェート捕集率が変化しないことから,硫黄分の適用範囲拡張の可能性が示された。PM排出率(g/kWh)は硫黄含有率にほぼ比例して増加した。その他の結果を得た。

シソーラス用語： *船用機関 ,  ディーゼル機関 ,  *排ガス ,  *浮遊粒子状物質 ,  *大気汚染物質 ,  粒子 ,  エンジン試験 ,  硫黄分 ,  効率 ,  粒子状物質 ,  *汚染物質
準シソーラス用語： 捕集効率

分類 (2件)： 船体ぎ装  (QJ04010E) ,  圧縮点火機関  (PB02030N)

引用文献 (16件)：

• 1) 秋本、舶用ディーゼルエンジンの排気規制動向、日本マリンエンジニアリング学会誌第42巻第1号(2007)、pp35-40
• 2) K.Maeda et al., Measurement of PM emission from marine diesel engines, CIMAC Congress Paper No.107(2004)
• 3) Adrelheid Kasper、Particle Emission from Sulzer 2-stroke Marine Diesel Engines-Measurement, Analysis and Reduction、日本マリンエンジニアリング学会誌第40巻第3号(2005)、pp100-102
• 4) 塚本、舶用ディーゼル機関におけるPMの排出特性、日本マリンエンジニアリング学会誌第41巻第3号(2006)、pp71-77
• 5) 三原他、舶用4サイクル中速ディーゼル機関における高硫黄含有率燃料の燃焼及び排出ガス特性、日本マリンエンジニアリング学会誌 第41巻第6号(2006)、pp114-119

タイトルに関連する用語 (5件)： 舶用ディーゼル機関 ,  粒子状物質 ,  Pm ,  計測 ,  排出特性