文献

J-GLOBAL ID：201102249402079264   整理番号：11A1045670

7系統のスサビノリ(Porphyra yezoensis)の光合成効率に関する研究

Research on Photosynthetic Efficiency of Seven Strains of Porphyra yezoensis

著者 (3件)： ZHAO Xiao-Bo (Coll. of Marine Life Sciences, Ocean Univ. of China, Shandong, Qingdao) ,  ZHANG Xue-Cheng (Coll. of Marine Life Sciences, Ocean Univ. of China, Shandong, Qingdao) ,  XU Pu (Biology and Food Engineering Dep. Changshu Inst. of Technol., Jiangsu, Changshu)
資料名： Zhongguo Haiyang Daxue Xuebao. Zirankexueban  (Zhongguo Haiyang Daxue Xuebao. Zirankexueban)
巻： 40  号： 2  ページ： 57-62  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2597A  ISSN： 1672-5174  CODEN： ZHDXB3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 7系統のスサビノリ(Porphyra yezoensis)の光合成効率を,ミニPAMを用いて,光強度および温度を変えて検討し,光を抑制した後の光合成色素の含有量および回復時間についても調査した。検討の結果,20μmol m(-1) s(-1)から1200μmol m(-2)s(-1)の範囲で,光強度の増加によって効率は徐々に低下したが,低下の程度はスサビノリの系統によって差が見られた:最高の光強度を受けた場合,最低の光強度の場合に比較して,Yjsの光合成効率は27%低下し,Ywは33%,Gmは53%そしてYqdは50%低下した。温度の範囲が5°Cから20の°Cの間では,すべてのサンプルは15~20°Cで最高の効率を得,120μmol m(-2)s(-1)であり,20°Cでピークに達したYh2およびWjs以外,ほとんどが15°Cでピークに達した。光抑制(200μmol m(-2)s(-1))後,60μmol m(-2)s(-1)および12°C下で,系統は30~60分で回復した。光合成効率と光合成色素の含有量との間には直接的な関連性は認められなかった。本稿では,光合成効率および生態学的な条件との関係についても議論した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *アマノリ属 ,  *効率 ,  *光合成 ,  放射強度 ,  温度 ,  代謝阻害 ,  系統差 ,  生物色素
準シソーラス用語： Porphyra yezoensis ,  *スサビノリ ,  光強度 ,  *光合成効率 ,  光合成色素 ,  光抑制

分類 (2件)： 海藻類  (FH02040G) ,  光合成  (EB10020I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 系統 ,  スサビノリ ,  Porphyra ,  光合成効率 ,  研究