抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,ハイブリッド自動車(HEV)や電気自動車(EV)への需要が高まっている。これらでは,主に永久磁石を使用した埋込永久磁石同期モータ(IPMSM)が搭載されている。しかし,永久磁石の材料であるレアアースは産出国に偏りがあり,今後,価格高騰が懸念される。本研究では,次世代HEV用モータとして永久磁石を一切使わないスイッチトリラクタンスモータ(SRM)の適用の検討を行った。SRMは,低コストであり,既存のHEV用IPMSMと同等のトルク密度効率を持つことが可能である。しかし,振動,騒音が大きな欠点である。本稿では,有限要素法による解析を行い,断続電流駆動および連続電流駆動での固定子歯部先端にかかるラジアル力を比較し,それをもとに振動解析を行うことで,駆動方式が振動に与える影響を調べた結果を報告した。