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J-GLOBAL ID:201102249683704731   整理番号:11A0176803

スペインのマドリッド地域の河川水および飲料水における心・血管作動薬および鎮痛/抗炎症/解熱薬の存在分析

Analysis of the presence of cardiovascular and analgesic/anti-inflammatory/antipyretic pharmaceuticals in river- and drinking-water of the Madrid Region in Spain
著者 (6件):
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巻: 82  号:ページ: 1062-1071  発行年: 2011年02月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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廃水,河川水,および程度が小さい飲料水における医薬品の存在への関心が最近数十年高まっている。現在”新たな汚染物質”として分類されているこれら物質の多くは,生物学的に活性な化合物で流出水中に連続して排出されている。下水処理場(STPs)はこれら物質の全てを完全に除去するために適切に設置されていないので,いくつかは河川に直接排出されている。スペインでは,周辺国のほとんどと同じように,循環器疾患(年寄り住民で広く流行っている)および医療処方無しに入手可能な市販されている抗炎症治療に使われる医薬品が増加している。したがって本研究は,循環器系医薬品および鎮痛/抗炎症/解熱薬など地域の最大処方薬および/または最大使用率の医薬品がどの程度か求めるために,マドリッド地域(MR)の主要河川(Jarama,Manzanares,Guadarrama,Henares,およびTagus)および水道水サンプルで研究した。サンプルは最も重要な地域のSTPsの10か所の排水下流で採取して,地域で最も頻繁に使われている医薬品を分析した。分析した24種の医薬品の内,21種は2ng L-1~18μg L-1の濃度範囲で検出した。最大医薬品濃度は,イブプロフェン,ジクロフェナク,ナプロキセン,アテノロール,フロセミド,ゲムフィブロジル,およびヒドロクロロチアジドに相当して,ほとんどの場合科学文献で報告された値以上であった。これら種類の医薬品は分析した飲料水において微量でも検出しなかった。高濃度を検出したことに基づいて,著者らは環境監視システムを設置して,これら医薬品の排出とそれらの潜在的生態毒性影響を連続して評価する必要があると信じている。同時に,責任ある使用についての公共意識を高める努力と,目的に合うように設計した回収場所でそれら物質を適切に廃棄することを増加する必要がある。さらに,廃水処理プロセスをこれら医薬品の除去率を増大するのに適切にする必要がある。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  薬物学一般  ,  水質調査測定一般 
物質索引 (7件):
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