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J-GLOBAL ID：201102249760377080   整理番号：11A1143087

尿素SCRにおける還元剤噴霧の分散性・分解過程に関する検討

Study of Spray Distribution and Evaporation and Thermolysis Process of Reductant in Urea SCR

著者 (2件)： 川内智詞 (海上技術安全研) ,  高木正英 (海上技術安全研)
資料名： マリンエンジニアリング  (Journal of the Japan Institution of Marine Engineering)
巻： 46  号： 4  ページ： 620-625  発行年： 2011年07月01日 
JST資料番号： S0651A  ISSN： 1346-1427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ノズルから噴射される尿素水が排気管内を飛散する過程を,流れの進行方向とその直角方向のみを考慮した二次元モデルによって解析した。計算モデルについて初めに説明した。尿素水濃度は40wt%,尿素水温度は20°C,雰囲気圧力0.10MPa,気流速度35.0m/s,雰囲気気相中の水の質量分率を6%とした。研究の結果ノズルの噴霧角を広角にすることで排気管の半径方向の噴霧分散性を促進できるが,広角側で噴霧角大による分散性向上効果は小さい。排気管断面における還元剤の均一度は噴霧の粒度分布や流量分布に依存する。その他の結果を説明した。

シソーラス用語： *接触還元 ,  計算モデル ,  排気管 ,  噴霧流 ,  粒度分布 ,  *分散度 ,  飛散 ,  角度 ,  還元剤 ,  流量分布 ,  排気ガス制御装置 ,  船用機関
準シソーラス用語： *SCR【触媒】 ,  噴霧角

分類 (1件)： 圧縮点火機関  (PB02030N)

引用文献 (8件)：

• SLUDER, C. S. SAE World Congress & Exhibition, April 2005. 2005
• KOEBEL, M. Catalysis Today. 2000, 59, 335
• SPALDING, D. B. Proc. 4th Symp. on Combustion, 1953. 1953, 847
• PERMAN, E. P. Trans. Farad. Soc. 1926, 22, 1
• GUCKER, F. T. J. Am. Chem. Soc. 1938, 60, 2582

タイトルに関連する用語 (6件)： 尿素 ,  SCR ,  還元剤 ,  噴霧 ,  分散性 ,  分解過程