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J-GLOBAL ID:201102249936898147   整理番号:11A0629976

イネ苗における根の境界細胞の発育特性およびアルミニウム耐性

Developmental characteristics and aluminum resistance of root border cells in rice seedlings
著者 (6件):
資料名:
巻: 180  号:ページ: 702-708  発行年: 2011年05月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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アルミニウム(Al)毒性を示すイネ苗の根の境界細胞(RBC)の発育特性およびその根端を保護する役割について,アルミニウム耐性で異なるイネ(Oryza sativa L.)2品種を調査した。根の伸長およびRBCの生存率をAl効果の指標として用いた。RBCの形成および根端の出現はほぼ同時に起こった。根のAl処理は根の伸長を抑制し,根端におけるAl蓄積を増大させた。根端からPBCを物理的に除去すると,根の伸長抑制がより強くなり,根端でのAl蓄積もより高くなった。このような効果は,Al耐性イネ品種(II You 838)よりも,Al感受性品種(II You 6216)でより顕著であった。付着および脱離RBCの相対生存率はAl濃度が高くなるにつれて減少した。Alは両品種の付着RBCを取り囲む粘質層をより厚くするが,脱離RBCでは認められなかった。根端を被包する豊富で生きたRBCを維持し,その粘質物の分泌を高めることは,Al毒性を緩和して,イネの根端からAlの排除を可能にする上で重要であると思われた。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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稲作  ,  植物生理学一般  ,  生体防御と免疫系一般 

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