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J-GLOBAL ID:201102250028058043   整理番号:11A1910558

2011年東北地方太平洋沖地震におけるほぼ完全な応力降下

Nearly complete stress drop in the 2011 Mw 9.0 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake
著者 (3件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 703-707  発行年: 2011年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2011年東北地震後の応力場の時間変化が,震源域近傍の地震の発震機構解の応力テンソル逆解析によって観測された。地震前の最大圧縮応力軸(σ1)はプレート収束に向かう方位と海側に向かって25-30度の沈み込み角を持つ。地震後の沈み込み角は30-35度,有意に増加し,σ1軸は,プレート境界と約80度の高角で交差するようになった。σ1軸の観測された回転を使って筆者らは,主震の応力降下のバックグラウンド偏差応力に対する比Δτ/τが,0.9-0.95であると評価した。このことは,Mw9.0地震を引き起こした偏差応力が地震によってほとんど解消されたか,あるいは,地震の際の応力降下がほぼ完全であったことを示している。GPS観測で得られた平均応力降下を適用すると,偏差応力の大きさは,21-22MPaであると評価される。これは,プレート境界が弱いことを示唆する。ほぼ完全な応力降下は,σ1軸の高沈み込み角を引き起こし,これが,少なからずの正断層余震が起きた理由である。(翻訳著者抄録)
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地震の物理的性質 
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