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J-GLOBAL ID：201102250119980611   整理番号：11A0934889

分子汚染モデリングへの物理的アプローチの進歩

Progress on the Physical Approach to Molecular Contamination Modeling

著者 (6件)： ROUSSEL J-F. (ONERA, Toulouse, FRA) ,  TONDU T. (ONERA, Toulouse, FRA) ,  PAULMIER T. (ONERA, Toulouse, FRA) ,  FAYE D. (Centre National d’Etudes Spatiales, Toulouse, FRA) ,  VAN EESBEEK M. (ESA, Noordwijk, NLD) ,  RAMPINI R. (ESA, Noordwijk, NLD)
資料名： Journal of Spacecraft and Rockets  (Journal of Spacecraft and Rockets)
巻： 48  号： 2  ページ： 246-255  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： A0461B  ISSN： 1533-6794  CODEN： JSCRAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去10年CNES,ESAおよびONERAで共同して多くの汚染研究が行われてきた。その最重要のトピックは,1985年以来ESTECで使われてきた汚染に対する物理的アプローチである。このアプローチは,物理現象の最良近似による数式によるアウトガス,沈着および再放出のモデル化である。原理的には数式で,熱サイクル,温度変化,誘発再放出のような飛行中の全ての状態を扱えるので非常に強力である。しかし複雑すぎて詳細なモデリングは不可能に近い。したがって最終目標とするものは汚染工学技術であり汚染科学それ自体ではない。単純化された物理的見解および単純化された物理モデルが技術者にとって有用である。本論文ではまず汚染物理をレビューし,今日使用されている実験的および物理的アプローチをレビューした。これはより詳細な物理的解析への前提である。最後にアウトガス種の現実的分離実行のような弱点を解決するような,主な改善点について述べた。本論文の第1の結論は,アウトガス過程における拡散による限界を超えた,脱着による限界の優位性である。第2の結論は,正確な種分離無しで,全体的なTML(全質量損失)およびCVCM(収集揮発凝縮物質)測定による,今日使用されている物理的アプローチの妥当性評価である。第3は熱重量分析(TGA)における沈着物の線形挙動である。異なる温度におけるQCMによるTGAは,TGAの一般的な温度間隔とほとんど同一である事を示した。形状効果,表面親和性効果あるいは種混合による影響はこの場合無視できることがわかった。この結果の一般化は,望ましいがむずかしい。

シソーラス用語： 沈着 ,  *熱重量分析 ,  親和性 ,  脱着 ,  質量欠損 ,  微量天秤 ,  *析出物 ,  拡散 ,  汚染 ,  欧州宇宙機関 ,  *汚染物質 ,  気体 ,  *宇宙環境 ,  モデリング ,  数学モデル ,  *アウトガス ,  *宇宙機 ,  *飛翔体
準シソーラス用語： *宇宙飛行体 ,  ESA【欧州】 ,  *QCM ,  沈着物

分類 (1件)： 飛しょう体の材料・製造  (QK04020S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 分子 ,  汚染 ,  モデリング ,  物理