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J-GLOBAL ID：201102250203568815   整理番号：11A0820193

電磁誘導型非接触給電における効率と性能指標の関係

Relationship between Efficiency and Figure-of-merit in Wireless Power Transfer through Electromagnetic Induction

著者 (7件)： 田倉哲也 (東北大学大学院工学研究科) ,  太田佑貴 (東北大学大学院工学研究科) ,  加藤健太郎 (東北大学大学院医工学研究科) ,  佐藤文博 (東北大学大学院工学研究科) ,  松木英敏 (東北大学大学院医工学研究科) ,  佐藤忠邦 (東北大学大学院医工学研究科) ,  野中崇 (八戸工業高等専門学校)
資料名： Journal of the Magnetics Society of Japan  (Journal of the Magnetics Society of Japan)
巻： 35  号： 2  ページ： 132-135 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： Z0944A  ISSN： 1882-2924  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 対向させたコイル対と磁束収束用の磁性材を用いた電磁誘導による給電で,送受電コイル間に共通に鎖交する磁束を利用してエネルギー伝送を行う。効率を高めるためにコンデンサと組み合わせる。周波数帯は10kHz~MHz帯,伝送距離は数mm~数十cm,近傍界の交流磁界を利用する。低結合時での効率補償のために,高Q値のコイルでも負荷整合が可能な給電系構築を目指した。一次側コイルと二次側コイル間の相互インダクタンスがほぼ0であるという近時を利用して,最大効率及び最大負荷条件を導出できた。更にその結果から性能指数βを変化させて,容易に負荷整合がとれ,実験で確認できた。

シソーラス用語： *電磁誘導 ,  *電力供給 ,  電磁結合 ,  インダクタ ,  Q値 ,  相互インダクタンス ,  *無線伝送 ,  電気整合 ,  共振器 ,  非接触給電

分類 (2件)： 屋内配電・電源設備  (NB05050C) ,  電源回路  (NC05060Q)

引用文献 (6件)：

• 1) Kurs, A. Karalis, R. Moffatt, J. D. Joannopoulos, P. Fisher, M. Soljacic: Science/AAAS, vol.317, pp.83-86, 2007.
• 2) ⌈wireless power consortium⌋ <http://www.wirelesspowerconsortium.com>
• 3) Glaser, P.E:“Power from the Sun; It's Future”, Science, 162, pp.857-886, 1968.
• 4) NIKKEI ELECTRONICS 2009.5.4 p.38
• 5) T. Matsuzaki, and H. Matsuki: J. Magn. Soc. Jpn., Vol.18, No.2, pp.663-666 (1994).

タイトルに関連する用語 (3件)： 電磁誘導 ,  非接触給電 ,  性能指標