文献
J-GLOBAL ID:201102250315531485   整理番号:11A1473469

Gordon Pask会話理論の現代的意義-ネオ・サイバネティクスの拡充に向けて-

著者 (1件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 14-21  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: L4116A  ISSN: 1340-6531  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ネオ・サイバネティクスとはvon Foersterによるセカンド・オーダー・サイバネティクスや,オートポイエーシス概念を発案したMaturanaの「認知の生物学」といった新たなシステム論パラダイムを指す。本論文では,それを主導したGordon Paskの会話理論研究を概説し,ネオ・サイバネティクスに対して果たした貢献について検討した。まず,学習理論として出発した会話理論はより一般的に心理学的・社会学的な指向を持ったサイバネティクス理論として解釈できることを示し,その鍵概念として「有機構成的閉鎖性」と自律的システムによる「情報的開放性」を説明した。次に,会話理論では自律的単位体を研究対象とし,1)個体性の理論,2)会話領域の理論,3)プロセスの理論,4)伝達媒体の理論といった下位理論においてそれぞれ自律性概念を導入していることを論じた。また,そのシステム観は,i)自律的知識構成モデルの洗練化,ii)観察者の発生論的説明枠組みの提供,iii)多様な自律性の設定,iv)再帰的メタ理論による理論的妥当性といった現代的意義をネオ・サイバネティクスに与えていることを考察し,Pask理論の限界がネオ・サイバネティクスの課題であることを示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
オペレーションズリサーチ一般  ,  システム・制御理論一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る