文献

J-GLOBAL ID：201102250452265288   整理番号：11A0606339

我々はなぜもっとがんにかからないのか。微小環境ががん進行抑制に果たすと考えられている役割

Why don’t we get more cancer? A proposed role of the microenvironment in restraining cancer progression

著者 (2件)： BISSELL Mina J (Lawrence Berkeley National Lab., California, USA) ,  HINES William C (Lawrence Berkeley National Lab., California, USA)
資料名： Nature Medicine  (Nature Medicine)
巻： 17  号： 3  ページ： 320-329  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： W0636A  ISSN： 1078-8956  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腫瘍は新規の器官に似ていて,多様なタイプの細胞や成分からできている。腫瘍は,抗腫瘍選択圧に打ち勝つために正常な組織微小環境と競合し,この戦いに勝つまでは宿主に認識されることなく組織内に存在していて,この状態は潜伏がんと呼ばれる。ここでは,正常組織の恒常性と構造ががんの進行を抑える仕組みと,微小環境における変化がこれらのシグナルのバランスを前がん状態に推移させる仕組みについて概説し,またこのような情報をどのようにして臨床目的に適応させるかについても論じる。Copyright Nature Publishing Group 2011

シソーラス用語： *環境 ,  *腫瘍 ,  癌腫 ,  *前癌状態
準シソーラス用語： *腫瘍進行 ,  潜伏癌 ,  *微小環境

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： がん ,  微小環境 ,  がん進行 ,  役割