文献
J-GLOBAL ID:201102250514373090   整理番号:11A1259402

非均一街路キャニオンにおける非一様建物レイアウトが気流と汚染物質拡散に与える影響

Effect of uneven building layout on air flow and pollutant dispersion in non-uniform street canyons
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号: 12  ページ: 2657-2665  発行年: 2011年12月 
JST資料番号: C0858A  ISSN: 0360-1323  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
非一様建物レイアウトと非均一街路キャニオンは,実際の都市形態学において普通である。建物レイアウトが非均一街路キャニオンの気流に与える影響を研究するため,この研究では異なる建物配列を計画した。上り又は下り路の組合せ同様,計算領域にある高層建築の入居率(ORHB)と両側の配置のパラメータを変化させて,4つのケース(例えば均一街路キャニオンをケース1,非均一街路キャニオンをケース2-4の3ケース)についてシミュレーションを行なった。3つの非均一街路キャニオンの場合,上りと下り路を分離する場合と(ケース2の25%とケース4の75%のORHB),一体にする場合がある(ケース3の50%のORHB)。Large-eddyシミュレーション(LES)を用いて,これらの街路キャニオンにおける気流と汚染物質拡散を調査した。非均一街路キャニオンの気流構造は均一街路キャニオンと比べてより複雑である。非均一街路キャニオン内では,風向の傾き,水平分岐と集中が見られた。同様に街路キャニオン内部と上部で,空気質量の大規模空気交換が見られた。舗道レベルでは,非均一街路キャニオンに集積した汚染物質濃度(例えば平均と最大濃度)は均一な街路より低く,非一様建物レイアウトは都市域の汚染物質拡散改善が出来ることを示した。さらにケース2-4の研究では,街路に沿った上り,下り路の分離は高層建築近辺で風速が早くなることを示し,一方上り,下り路の合流は風速が遅くなる。ケース2の舗道レベルで,ケース3と4と比べて汚染物質濃度が低くなった。このように非均一街路キャニオンでは,汚染物質拡散と人体の健康の観点から,上り,下り路の分離は非一様建物レイアウト配列にとって良い選択となる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
局地循環,気流  ,  建築環境一般 

前のページに戻る