抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルミニウムに対する化成処理として始まったアノード酸化によって形成する多孔質アルミナ膜に関心が高まっている。本稿においては,この膜に関する研究を概観した。本稿においては,多孔質アノード酸化皮膜(PAOF)とその独立膜であるアノード酸化ポーラスアルミナ(APA)について示した。最初にPAOFの生成機構について述べ,さまざまな解明のための研究がなされてきたことを示した。次に応用技術のための研究開発として,細孔の高規則配向および細孔中への物質の充填について示した。最後にAPAのナノテクノロジーへの応用について触れ,分離膜,触媒,電磁デバイス,マスク,バイオテクノロジー,光学デバイスおよびその他の研究例を示した。