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J-GLOBAL ID：201102250518345920   整理番号：11A0096772

イポモタオシドA~D,サツマイモの地上部から得た樹脂状グリコシド,及びそれらのCOX-1及びCOX-2に対する阻害活性

Ipomotaosides A-D, Resin Glycosides from the Aerial Parts of Ipomoea batatas and Their Inhibitory Activity against COX-1 and COX-2

著者 (6件)： YOSHIKAWA Kazuko (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN) ,  YAGI Chiho (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN) ,  HAMA Hiroshi (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN) ,  TANAKA Masami (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN) ,  ARIHARA Shigenobu (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN) ,  HASHIMOTO Toshihiro (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 73  号： 11  ページ： 1763-1766  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規な医薬源を開発する目的で,日本では活用されることなく捨てられているサツマイモ(Ipomoea batatas)の地上部の化学的研究を開始した。徳島県で採取したサツマイモの乾燥地上部のEtOAc抽出液から,新規な4種類の樹脂状グリコシド,名付けてイポモタオシドA~Dを単離した。スペクトルデータ及び化学的誘導体化によって,それらの構造を解明した。イポモタオシドA~Dのシクロオキシゲナーゼ(COX-1及びCOX-2)に対する阻害活性を評価した。イポモタオシドAが,COX-1及びCOX-2の両方に対して,対照物質のアスピリンと同等の活性を示した(各シクロオキシゲナーゼに対するIC₅₀値=9.3及び14.5μM)。ほかの3種類の化合物の活性は弱いか,又は不活性であった。阻害活性は大環状部分の環の大きさに依存すると考察した。

シソーラス用語： サツマイモ ,  *グリコシド ,  シクロオキシゲナーゼ ,  *酵素阻害剤 ,  *消炎作用 ,  生体成分分析 ,  単離 ,  測定データ ,  誘導体化 ,  分子構造 ,  赤外吸収スペクトル ,  高速原子衝撃質量分析 ,  COSY ,  HMQC【磁気共鳴】 ,  HMBC【磁気共鳴】 ,  ROESY ,  構造活性相関 ,  脂肪酸 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  徳島県 ,  スペクトルデータ ,  シクロオキシゲナーゼ1 ,  シクロオキシゲナーゼ2 ,  *シクロオキシゲナーゼ阻害剤
準シソーラス用語： COX1 ,  COX2 ,  *COX阻害剤

分類 (4件)： グリコシド,配糖体  (CF10057O) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W) ,  消炎薬の基礎研究  (GW15010T)

物質索引 (5件)： アスピリン ,  イポモタオシドA ,  イポモタオシドB ,  イポモタオシドC ,  イポモタオシドD

タイトルに関連する用語 (6件)： サツマイモ ,  地上部 ,  グリコシド ,  COX-1 ,  COX-2 ,  阻害活性