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J-GLOBAL ID:201102250573931587   整理番号:11A0922705

高速液体クロマトグラフィーによるヒト血清中の5種類の水溶性ビタミンの同時定量

Simultaneous Determination of Five Water-soluble Vitamins in Human Serum by High Performance Liquid Chromatography
著者 (5件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 158-161  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2598A  ISSN: 1672-173X  CODEN: SDXYAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】高速液体クロマトグラフィーによるVB_1,VB_6,ニコチン酸,ニコチンアミド,および葉酸を含む5種類の水溶性ビタミンの同時定量の方法を確立する。【方法】蛋白質を沈殿させるためにメタノール(200μL)を50μLのヒトの血液試料に添加した。試料を30分間凍結し(-18°C),次に,8分間8000r/minで遠心分離した。続いて上清を更なる精製のために固相カートリッジに適用した。溶出液を採集して,50°Cの温度のウオーターバスで窒素ガス下で0.20mlにまで蒸発し,最終的に分析のために50μLの試料をHPLCカラムに注入した。5種類の水溶性ビタミンを固相抽出とクロマトグラフィーの最適条件下で測定した。【結果】固相抽出(SPE)の最適条件を以下の様に同定した。SPEカラムとしてAGTcleanert(TM)ODS C_(18)カラムを,溶離液としてCH_3OH(2.4ml)-H_2O(0.6ml)を流速0.5mL/minで使用した。最適クロマトグラフィーの条件は以下の様に同定した。分析カラムとしてPhenomenex C_(18)Lunaカラム(250×4.6mm,5μm)を20°Cの条件で用い,傾斜溶離法の移動相として0.05mol/LのKH_2PO_4緩衝液(pH6.0)およびメタノールを0.9mL/minの流速で使用した。検出波長は266nmであった。検量線の相関係数は,0~100ng(RSD<5%)の範囲で0.999以上であった。検出限界(S/N=2)は,0.076~0.170μg/mlの範囲であった。回収率は,80.2%から115.0%までの範囲であった。ニコチンアミドを除いて,血液試料中の他の4種のビタミンが首尾よく検出できた。【結論】この迅速で便利な方法は,ヒトの血清試料中の4種の水溶性ビタミンの同時定量に適用可能であった。しかし,ニコチンアミド検出のための感度は改良の必要があった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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