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J-GLOBAL ID:201102250720715100   整理番号:11A0963233

バニリンは細胞外シグナル調節キナーゼ42/44活性化により3T3-L1細胞の脂肪細胞分化を誘導する

Vanillin induces adipocyte differentiation in 3T3-L1 cells by activating extracellular signal regulated kinase 42/44
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資料名:
巻: 88  号: 15-16  ページ: 675-680  発行年: 2011年04月11日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脂肪細胞分化に与える,食事成分,バニリンの影響および3T3-L1マウス前脂肪細胞を用い,過程に関わる機構を検討した。脂肪細胞分化に与えるバニリンの影響は,オイルレッドO分析により検出した。細胞外シグナル調節キナーゼ42/44活性化(ERK42/44)とAktの活性化,脂肪細胞分化の重要なレギュレーター,ペルオキシゾーム増殖剤活性化受容体(PPARγ)とその標的遺伝子,グルコース輸送体4(GLUT4)の発現は,ウエスタンブロットにより検出した。グルコース取り込み分析を,バニリン処理により分化した脂肪細胞のインシュリン感受性決定に用いた。ERK42/44とAktの役割を確認するため,オイルレッドO分析を,ERK阻害剤,U0126またはAktキナーゼ1/2阻害剤の存在または非存在下で分化した細胞で行った。バニリンは,用量に依存して3T3-L1細胞で脂肪細胞分化を誘導し,PPARγおよびその標的遺伝子GLUT4の発現も増加した。バニリンにより分化した脂肪細胞は,グルコース取り込みの有意な増加により示されるように,インシュリン感受性を示した。バニリン処理は,脂肪細胞分化の最初の相でERK42/44の燐酸化を活性化したが,Akt燐酸化状態の有意な変化はなかった。データは,バニリンがERK42/44活性化により3T3-L1細胞で脂肪細胞分化を誘導し,これら脂肪細胞が自然にインシュリン感受性を示すことを明らかにする。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  生物学的機能 

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