抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ショットピーニング(SP)加工は材料の機械的性質を向上させる方法として非常に有効な手法であり,用いられるショット材は通常炭素量を調整したCCW(Conditioned Cut Wire)が用いられるが,表面硬度の高い材料に対してはより高い硬度の材料が必要となる。本研究においては,CCWを焼入れ処理することで更なる高硬度を達成したので,これを報告した。製造したショット材は1.0,0.6および0.3mm直径であり,その硬度測定およびこれを用いた浸炭材に対するSP処理の効果の評価測定を行なった。この結果,新しく開発したショット材は浸炭焼入れ鋼(800HV)に対しても有効な残留応力を発生でき,疲れ強さの向上を図ることができることを示した。