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J-GLOBAL ID:201102251281126442   整理番号:11A0710549

聴覚のタウ効果が生じる音脈の時間パターンに関する検討

Time conditions of successive sounds for eliciting Tau effect on audition
著者 (3件):
資料名:
巻: 110  号: 418(WIT2010 67-79)  ページ: 13-18  発行年: 2011年02月11日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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先行研究で,我々は,三つの短音(S1,S2,S3)を異なるスピーカから右から左,もしくは左から右に呈示したとき,三つのスピーカ間の距離が同じであったとしても,呈示時間パターンを変えることで知覚される音像間の距離が変化する(タウ効果)ことを確かめた。本研究では,先行研究よりも時間パターンを増やして実験を行うことでタウ効果の恒常性を確かめた(実験1)。さらに,同じ実験条件におけるS2の定位位置を測定した(実験2)。その結果,先行研究のように全体の時間間隔が一定ではなくランダムに変化するような状況でもタウ効果が生じることが明らかとなった。さらに,S1とS3とをS2の前後に呈示することで,S2の定位位置が変化することが分かった。この結果は,時間パターンの影響が,低次の知覚過程である定位知覚自体に影響を与えていることを示唆している。(著者抄録)
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分類 (1件):
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音波伝搬 
引用文献 (11件):
  • HELSON, H. The tau effect : An example of psychological relativity. Journal of Experimental Psychology. 1931, 14, 202-217
  • COHEN, J. A new phenomenon in time jndgement. Nature. 1953, 172, 901
  • JONES, B. Space-time dependencies in psychophysical judgment of extent and duration : Algebraic models of the tau and kappa effects. Psychological Bulletin. 1982, 91, 128-1422
  • SHIGENO, S. The auditory tau and kappa effects for speech and nonspeech stimuli. Perception and Psychophysics. 1986, 40, 9-19
  • GRONDIN, S. Discrimination of time intervals presented in sequences : spatial effects with multiple auditory sources. Human Movement Science. 2007, 26, 702-716
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