抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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分子動力学(MD)を用い,ナノスケールの後背面ステップを通過する接触線の挙動を解析した。解析は,平行平板間の接触線を対象とし,ステップ高さは0.3~1.2nmとした。解析の結果,接触線はステップ高さにかかわらずステップに固着されるがステップ高さが低くなると固着の効果は低減することが明らかになった。この原因を明らかにするため,二流体間界面内における圧力の非等方性により生じる応力分布を検討した。その結果,ステップ近傍における平衡接触角の値はステップ段差面での応力により平滑面上での値よりも小さくなることがわかった。また,この効果はステップ高さが小さくなると減少することが示された。(著者抄録)